男性の離婚相談窓口
よくある離婚に関する男性のお悩み
- 養育費と婚姻費用を抑えることはできますか?
- どうしても親権が欲しいけれど、どうすればよいでしょうか
- 妻から肉体的な暴力を含むDVを受けている
- 性格が合わないため結婚生活が苦痛
弁護士に依頼するメリット
男性からのご相談は、養育費や婚姻費用、慰謝料の支払いに関することが多いですが、不当に高く請求されている場合も多々あります。弁護士にご相談いただければ、これらの支払い額を適正に算出することができます。また、親権は基本的に母親に有利とされていますが、父と母が兄弟それぞれの親権を持つことができた場合もあります。
相談事例
性格の不一致での離婚を解決させたケース
ご相談内容
日々の性格の不一致から、奥様と離婚を検討されている30代男性からのご相談でした。お子さんがいないため、相談時には既に別居されていましたが、「日々の性格の不一致」という理由は離婚原因としては弱く、女性側は「離婚したくない」と主張してきました。
相談後
長い時間をかけて調停をおこないながら、じっくりと解決に向けて進んでいきました。 男性側から、「支払い能力がない」と主張されましたが、年収や給料の提出を主張したところ、支払い能力があることも確認できました。
結果
最終的には、100万円の金額で解決することができました。
弁護士からの一言
「性格の不一致」は離婚原因としては弱く、相手方が「離婚したくない」と主張してきた場合には、直ちに離婚が認められないケースもあります。場合によっては、ある程度の金銭によって解決させる事も可能ですが、すぐに解決させようと考えるのではなく、その後のことも踏まえて考える事が重要です。
妻からのDVで、慰謝料をもらって離婚したケース
ご相談内容
妻から叩かれたり、けられたり、なじられたりしているという「DV(ドメスティックバイオレンス)」を受けている男性からのご相談でした。一般的に「暴力は男性側から」という固定観念があるため、慰謝料請求が認められるかどうかが争点となりました。
相談後
すでに別居が始まっていましたので、書面にて慰謝料の支払いを請求しました。ところが、相手側から返答がなかったので、調停を申し立てました。調停員の中でも、男性がDVを受ける認識がありませんでしたが、証拠となる写真があったため、調停員と共に女性を説得していきました。
結果
最終的には、50万円以上の慰謝料を獲得しました。
弁護士からの一言
依頼者は、写真を数多く撮っておられましたので、DVの現状を伝えるのに効果的なものや根拠となりそうなものをピックアップしました。きちんとした証拠があれば、このようなケースでも認められることがあります。
離婚問題で悩んでいる男性へのメッセージ
世間に理解してもらえない結婚生活のつらさもおありだと思います。しかし、悩んでいるだけでは、慰謝料請求や養育費の請求額は変わりません。親権や面会交流についても、できるだけよい材料を提供し、相手にも裁判所にも納得してもらうことで、お子さまとのご縁をつなぐことができます。あきらめずにご相談ください。